生協でブックレビューやってくれということだったので、やりました。生協の雑誌に乗せるだけじゃあMOTTAINAI気がしたので、ここにも載せます(特定覚悟!)。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(2009/12/04)
岩崎 夏海

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実は買うだけかってまったく読んでない笑家にも同じのがあった笑

野球部のマネージャーになった川島みなみは、甲子園を目指そうとするが、その気が
あるのは本人だけ。まずは「マネジメント」について知ろうと、本を買ってみるのだ
が、その本は「企業経営」のマネジメントの本だった。しかし!彼女は腐ることなく、
なんとかその内容を野球部に応用し、見事野望を果たすのであった。フィクションで
はありますが、志は大きく、根気強く取り組むことが大きな成功の秘訣なんだろうと
思いました。

バカの壁 (新潮新書)バカの壁 (新潮新書)
(2003/04/10)
養老 孟司

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おもしろいですよ…

小説は、もちろん最初から順番通りに読まないと意味がないですが、評論などはそん
なことはありません。どこから読んでも面白い。小説以外の本として、私はこの本を
薦めます。話せばわかるなんて大ウソ!人は「死」を社会から切り離そうとする。人
は自分の周りに理解の「壁」を固めていき、そこまでを常識としてそれ以外は理解し
ようとしない。そんな「バカの壁」を提唱する養老孟司氏の数々のお話をお聞きくだ
さい。
青い鳥 (新潮文庫)青い鳥 (新潮文庫)
(2010/06/29)
重松 清

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よいです。2009年度の開成高校の国語の入試で素材文として取り上げられて、興味を持ち、購入に至りました。映画も見ましたがよかったです。
この本は、吃音の村内先生が、心に傷をもつ中学生とかかわるだけの物語ですが、ふ
しぎとその世界に引き込まれていきました。「たいせつなこと」を教えに突如赴任し
た村内先生。「ひとを、踏みにじって、くくっ、くっ、苦しめようと思ったり、くくっ
、くっ、くっ、くく苦しめていることにきっ、気付かずに…くくっ、くっ、苦しくて
叫んでるこっ声を、ききっ、ききっ聞こうとしないのが、いじめなんだ……」と、つっ
かえながらも本気でしゃべる村内先生の言葉が私たちの心に迫ってきます。<ひとり
ぼっちじゃないこと>。「生徒のそばにいてあげること。それが、教師の使命。」。
いじめにより学校教育に疑問が投げかけられている今必要な一冊です。
 ここで後付。
「青い鳥」は映画レビューの時に書きました。要するに手抜きです。
 ここで、「話せばわかるなんて大ウソ!」の解説を行います。
 これは私が高校生の時に学んだことです。
 先生が、「小学生・中学生までならば『言葉はコミュニケーションの手段である。』は許される。しかし、高校国語になると、それは許されず、『言葉によって相手との意思疎通を図ることは不可能である。』と全く反対のことになる。これはなぜか。たとえば、スポーツ選手のインタビューで、よくアナウンサーが『今のお気持ちを!』なんていうけれどそんなことは言葉にできない。だから北島康介の『チョー気持ちいい!』みたいにすごく単純な表現を使わざるの得ないのだ。(そう、これがパラドックスというやつだ。)」とおっしゃいましたとさ。つまり、「話せばわかるなんて大ウソ!」というのは、「言語によって相手と意思疎通を図るのはできない!」ということなのさ。
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