2012.07.27 哲学
哲学のテストがたった今終わったので、自分の解答を載せたいと思います。たまたまこの記事をお読みになった哲学者様や人文学者様がいらっしゃいましたら、コメントいただけると幸いです。

機能主義とは?
機能主義とは、人間の有するような心的状態を、単なる記号操作をするだけの機械「チューリング・マシン」でみたような機能的状態と見なすという立場である。<心ー脳>同一説や行動主義に対する対案として提示された考え方である。ヒラリー・パトナムは「心、精神はノイマン型のコンピュータに実装されているソフトウェア、つまりプログラムである。物質的に全く違っていても、プログラムが同じであれば、同じ機能を果たす」と述べた。機能主義の利点は、精神状態の認識を高めることができることである。問題点は、あるシステムが精神を有するということをどのように判定するのか、単に外面的な行動的機能のみで精神を有するのか判定できるか、行動主義になるのか、ということである。たとえば、機能主義に基づけば全く同一の状況下であれば人は必ず同一の選択をするということになる。しかし、実際には行動を起こす際に選択肢を一つに絞れない場合があり、その先は勘や無作為で選択することになる。機能主義はこのときの選択方法を説明できない。

行動主義とは?
行動主義とは、心のそれぞれの働きと思われていたことを<~しようとする傾向>としてとらえ、観察可能な現象である行動のみを実在的な現象として認めようという考え方である。よって、私たちの日常の経験において、「心の内部の働き」が、一定の行動に結びつくことから、「心の内部」と思われている思考や感情が、実は「行動」へと向かう傾向と見なすことができると考えられる。しかし、ここで問題が生じる。たとえば「歯が痛い」という現象を例にとる。実際に歯が痛くて、頬に手を当て顔をしかめていればこれは行動主義に準ずるものである。しかし、」実際は歯が痛いのにやせ我慢をして平生を装っている場合は他人からではその人は歯が痛いということが認識できず、また、逆に実際は歯が痛くないのに歯が痛い真似をしていると、他人から自分は歯が痛いのだと誤認される場合があり、行動主義によってとらえることができない。
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