数学検定1級1次対策7
本番の1問目に出てくるような問題を作ってみた。
●x+▲y=◆をみたす整数x, y(●と▲は互いに素)を求める方針は、なにか一つ代表解(今回の例でいうと145, -112)を見つけて元の式から辺々引く。係数が互いに素なのでお互いの係数倍でなければならないという性質を利用して一般解を求めていく。
元の式の係数が巨大な場合は、代表解を求めにくい。その場合は、解法に記している通り「ユークリッドの互除法」を用い、小さい方の係数で両項を括って文字に置き換えることでだんだん係数が小さくなっていく。十分小さくなったところで代表解を求め、元のx, yを求めていこう。